選び方のポイント 

自分の生活スタイルに合う子を選ぼう

インコさんを選ぶときは、見た目のかわいさだけでなく、 自分の生活スタイルとの相性も考えてみましょう。 たとえば、一人暮らしで日中ほとんど家にいない方と、在宅時間が長い方では、向いている飼い方も変わってきます。
また、鳴き声の大きさや性格にも違いがあります。「思っていたより鳴く」「もっと甘えてくれると思った」といったギャップで困ってしまうこともあります。 見た目だけでなく、その子の性格や特徴を知った上で選ぶことが、長く幸せに暮らすためのポイントです。

どの種類が向いている?

インコの種類によって性格や特徴は大きく異なります。ただこれはあくまで「一般的に多いと感じられる個性」程度に考えましょう。 私の経験では、「種類」よりも「個体差」のほうが大きいと感じることも多かったです。どの種類が優れているということではなく「自分と合う」と思える子を選ぶことが大切です。

種類 特徴 こんな人向け 参考記事
セキセイインコ 小柄で飼いやすい。
おしゃべりが得意。
初めて鳥を飼う人 セキセイインコの飼い方まとめ
オカメインコ 穏やかで甘えん坊。 たくさん触れ合いたい人 オカメインコの飼い方まとめ
コザクラインコ 愛情深く活発。 しっかり向き合える人 コザクラインコの飼い方まとめ
マメルリハ 小さいが気が強い。 個性的な鳥が好きな人 マメルリハの飼い方まとめ

健康な子の見分け方

インコさんを選ぶときは、まず健康状態を確認することが大切です。
元気なインコさんは羽づくろいをしっかり行うため、羽毛にツヤがあり、全体的に清潔な印象があります。 特に、目の周り・鼻・くちばし・お尻周りが汚れていないか、足や指に異常がないかを確認してみましょう。
また、お店選びも重要です。 鳥について詳しく説明してくれるスタッフがいるお店や、飼育環境が清潔なお店の方が安心できます。
最近はインターネットで購入できることもありますが、できれば実際に会って健康状態を確認してからお迎えすることをおすすめします。 輸送はインコさんにとって大きな負担になるため、 遠方から迎える場合は特に注意しましょう。

目はぱっちりと開いていて、輝きがあるのが理想です。
目を細めていたり、いつも眠そうにしていたり、目ヤニが付いていたりする場合は注意が必要です。

鼻のまわりは乾いていて綺麗な状態が理想です。
鼻水が出ていたり、鼻の穴が汚れていたり、呼吸時に音がしている場合は体調を崩している可能性があります。

健康なインコさんは羽づくろいをしっかり行うため、羽毛にツヤがあります。
羽がボサボサだったり、汚れていたり、膨らんだまま動かない場合は体調不良のサインかもしれません。

止まり木にしっかりつかまれているか確認しましょう。
足や指が曲がっていないか、腫れや傷がないか、爪が極端に伸びていないかも見ておくと安心です。

お尻

健康なインコさんのお尻まわりは綺麗で、フンがこびりついていません
お尻の羽が汚れている場合は、下痢など消化器系の不調を起こしている可能性もあります。

全体の様子も見てみよう

よく動くか、周囲に興味を示しているか、ご飯を食べているかなども見てみましょう。
ケージの隅で膨らんだまま動かない場合や、周囲にまったく反応しない場合は注意が必要です。

性格や個性について

オス・メスどっちがいいの?

インコさんの性格は個体差が大きいため、最終的にはその子との相性が一番大切です。
ただし一般的には、オスはおしゃべりを覚えやすく、人とのコミュニケーションが好きな子が多いと言われています。
一方でメスは行動力があり、しっかり者で自立した性格の子が多いとも言われています。
もちろん例外も多く、おしゃべりが苦手なオスもいれば、とても甘えん坊なメスもいます。 あくまで傾向として考え、実際の性格を見ながら選ぶのがおすすめです。

個体差は意外と大きい

インコさんを選ぶとき、「セキセイインコはおしゃべりが得意」「オカメインコは甘えん坊」など、種類ごとの特徴を参考にすることは大切です。 しかし実際には、それ以上に個体差が大きいことも少なくありません。
たとえば、おしゃべりが得意と言われるセキセイインコでも、まったくおしゃべりをしない子もいます。 反対に、あまりおしゃべりのイメージがない子が、たくさん言葉を覚えることもあります。
また、人が大好きで常にそばにいたがる子もいれば、一人で遊ぶのが好きな子もいます。 同じ種類、同じ性別であっても性格はさまざまで、人間と同じようにそれぞれに個性があります。
「オスだから絶対おしゃべりする」「オカメインコだから必ず甘えん坊」というわけではありません。 種類や性別はあくまで傾向として考え、実際に会ったときの様子や相性も大切にしてみてください。
私自身も何羽かのインコさんと暮らしてきましたが、同じ種類でも驚くほど性格が違いました。 よく「どの種類が一番飼いやすいですか?」と聞かれますが、最終的にはその子との相性が一番大切なのではないかと思っています。

雛・若鳥・成鳥の違い

手乗りにするなら雛・若鳥がベスト

人に慣れた手乗りインコに育てたい場合は、雛や若鳥の頃から育てる方が比較的慣れやすい傾向があります。 ただし、雛の育成には挿し餌や保温などの知識が必要なため、初めてお迎えする方には少しハードルが高いかもしれません。
そのため初心者の方には、挿し餌を卒業した若鳥や、すでに手乗りとして育てられている子がおすすめです。

雛・若鳥・成鳥の特徴

時期 特徴 初心者おすすめ度
人に慣れやすいが、挿し餌や保温が必要 ★★★☆☆
若鳥 慣れやすく育てやすい ★★★★★
成鳥 性格が分かりやすい ★★★☆☆

初心者の方には若鳥がおすすめ

雛ほどお世話が難しくなく、人にも慣れやすいため、初めてインコさんをお迎えする方でも比較的安心して飼育できます。

ショップで確認したいこと

  • 種類と性別
  • 生後どのくらい経っているか
  • 現在食べているエサ
  • 手乗りとして育てられているか
  • 健康状態に気になる点はないか
  • 過去に病気や治療歴はないか

お迎え直後は環境の変化で体調を崩すこともあります。 事前にできるだけ情報を聞いておくことで、新しい環境にもスムーズに慣れやすくなります。

信頼できるお店を選ぼう

インコさんをお迎えする場所を選ぶことも、とても大切です。 鳥に詳しく、飼育環境をきちんと整えているお店であれば、お迎え後も安心して相談しやすくなります

鳥に詳しいスタッフがいる

インコさんの種類や性格、食べているエサ、日々のお世話について、丁寧に説明してくれるお店は安心です。 質問したときに、曖昧にせず具体的に答えてくれるかも確認してみましょう。

飼育環境が清潔

ケージの中が清潔に保たれているか、エサや水がきちんと管理されているかも大切なポイントです。 鳥さんたちが落ち着いて過ごせているかも、あわせて見ておくと安心です。

質問に丁寧に答えてくれる

初めてインコさんをお迎えする場合、不安なことも多いと思います。 お迎え前の質問だけでなく、お迎え後の相談にも対応してくれるお店だと心強いです。

無理に売ろうとしない

信頼できるお店は、ただ販売するだけではなく、飼い主さんの生活環境や飼育経験も考えて案内してくれます。 不安がある場合にきちんと説明してくれるお店を選びましょう。