お迎えした日はそっとしておこう
飼い主さんとしては、すぐに遊んだり、触れ合ったり、名前を呼んだりしたくなるものです。 でも、インコさんにとっては、知らない場所・知らない人・知らない音やにおいに囲まれる一日です。 移動だけでも疲れていることがあるため、まずは安心して休める時間を作ってあげましょう。
インコさんは緊張している
お店やブリーダーさんのところでは元気そうに見えても、新しいおうちでは緊張していることがあります。
急に環境が変わると、ごはんを食べる量が減ったり、じっとして動かなくなったりする子もいます。
無理に手を出したり、ケージの前で長く見つめ続けたりせず、少し離れたところからそっと見守ってあげましょう。
ケージから出さない
お迎えしたその日は、基本的に放鳥をせず、ケージの中で過ごしてもらうのがおすすめです。 まずは水やごはんの場所を覚え、ケージの中が安全な場所だと分かってもらうことが大切です。 「早く仲良くなりたい」という気持ちは少しだけ我慢して、インコさんのペースを優先してあげましょう。
インコさんの生活環境づくりについてもっと知りたい場合は
「インコの育て方:インコさんのおうち」 で詳しく紹介しています。
最初の数日間の過ごし方
お迎えした当日を無事に過ごしたら、次は少しずつ新しい環境に慣れてもらう期間です。
ただし、まだ完全に安心しているわけではありません。
焦らず、インコさんの様子を見ながら少しずつ距離を縮めていきましょう。
環境に慣れるまでの時間は個体差があります。
翌日には元気いっぱいになる子もいれば、数日かけてゆっくり慣れていく子もいます。
大切なのは、その子のペースに合わせてあげることです。
声かけはゆっくり
最初は無理に触ろうとせず、ケージ越しに優しく話しかけるところから始めましょう。名前を呼んだり、「おはよう」「おやすみ」と声をかけたりするだけでも十分です。 毎日同じように接していると、少しずつ「この人は怖くない」と理解してくれるようになります。 インコさんとの信頼関係は、こうした小さな積み重ねから始まります。
ごはんを食べているか確認しよう
お迎え直後に最も大切なのは、ごはんをしっかり食べているか確認することです。特に雛や若鳥は体力に余裕が少なく、食欲が落ちると体調を崩しやすくなります。 ごはんが減っているか、水を飲んでいるか、うんちが出ているかを毎日確認しましょう。 見た目は元気そうでも、実は食べられていないということもあります。
インコさんに与えるごはんの種類や栄養についてもっと知りたい場合は
「インコの育て方:インコさんのごはん」 で詳しく紹介しています。
最初の日は「何もしない」ことも大切
お迎え当日は、たくさん構うよりも、静かに見守ることが大切です。 ごはんを食べているか、水を飲んでいるか、うんちが出ているかを確認しながら、安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
体重を測ろう
お迎えしたら、ぜひ習慣にしてほしいのが体重測定です。 鳥さんは体調不良を隠すのがとても上手な動物と言われています。 見た目では元気そうに見えても、実は体重が少しずつ減っていることがあります。 そのため、多くの鳥の飼い主さんは毎日の体重測定を健康管理の基本として行っています。 慣れてしまえば数十秒で終わるので、ぜひ取り入れてみましょう。
気をつけるべき日々の健康チェックについてもっと知りたい場合は
「インコの育て方:インコさんの日々の健康チェック」 で詳しく紹介しています。
健康診断を受けよう
お迎えしたばかりのインコさんは元気そうに見えても、健康状態が本当に問題ないとは限りません。そのため、お迎え後はできるだけ早めに健康診断を受けることをおすすめします。 病気の有無を確認するだけでなく、現在の体重や体格などを把握することで、今後の健康管理もしやすくなります。 「体調を崩したら行く場所」ではなく、「元気なうちから相談できる場所」として病院を活用していきましょう。
病院選びのポイントや受診前の準備についてもっと知りたい場合は
「インコの病気:インコさんを病院へ連れて行くには?」 で詳しく紹介しています。
先住鳥がいる場合は隔離しよう
すでにおうちにインコさんがいる場合は、新しくお迎えした子とすぐに一緒にしないようにしましょう。元気そうに見えていても、体の中に病気や寄生虫を持っている可能性があるためです。 もし病気があった場合、先住鳥さんにうつってしまうことがあります。 大切な家族を守るためにも、お迎え直後は「隔離期間」を設けることをおすすめします。
仲良くなるのはこれから
お迎えしたばかりのインコさんは、まだ飼い主さんのことをよく知りません。 最初は距離があったり、少し怖がったりしても自然なことです。すぐに仲良くなろうと焦らず、毎日の声かけやお世話を通して、少しずつ信頼関係を育てていきましょう。
焦らないことが一番大切
早く手に乗ってほしい、たくさん遊びたい、名前を呼んだら来てほしい。 そんな気持ちはとてもよく分かります。でも、無理に触ろうとしたり、追いかけたりすると、インコさんに「人は怖い」と思われてしまうことがあります。 まずは安心して過ごせる環境を作ることを優先しましょう。
信頼関係は少しずつ育つ
毎日やさしく声をかける、ごはんや水を用意する、静かに見守る。 そうした小さな積み重ねが、インコさんとの信頼関係につながります。慣れてくると、飼い主さんの声に反応したり、近くに寄ってきたり、少しずつ気持ちを見せてくれるようになります。
仲良くなる時間も楽しもう
インコさんとの暮らしは、急いで結果を出すものではありません。 少しずつ距離が縮まっていく時間も、大切な思い出になります。 インコさんのペースを大切にしながら、ゆっくり家族になっていきましょう。

