悪玉カビ菌について知ろう

「悪玉カビ菌」は、鳥を診られる病院で、酵母菌や真菌などが増えている状態を説明する時に使われることがある表現です。 ただし、正式な病名として一つに決まっている言葉ではなく、病院や検査結果によって指している内容が異なる場合があります。 そのため、このページでは「カビ菌」という言葉を、主にそのうや消化管で酵母菌・真菌などが増えている状態として扱います。 見た目だけでは判断できないため、気になる症状がある場合や健康診断では、鳥を診られる病院へ相談しましょう。

悪玉カビ菌とは

インコさんのそのうや消化管には、細菌や酵母菌など、さまざまな微生物が存在しています。 通常は大きな問題にならないものでも、体調不良や環境変化、免疫力の低下などをきっかけに、バランスが崩れることがあります。 その結果、酵母菌や真菌などが増えていると、検査で指摘される場合があります。 ただし、菌の種類や治療の必要性は見た目だけでは分からないため、病院で確認してもらうことが大切です。 「悪玉カビ菌」という表現は分かりやすい一方で、具体的な菌の種類や状態までは表していないことがあります。 そのため、自己判断で薬やサプリメントを使ったり、食事を大きく変えたりするのは避けましょう。 検査で指摘された場合は、どのような菌がどの程度見られたのか、治療や再検査が必要かを病院で確認すると安心です。

見られることがある症状

そのうや消化管の状態が乱れている場合、食欲の低下、吐き戻しのような様子、体重の減少、フンの状態の変化などが見られることがあります。 また、羽を膨らませてじっとしている、元気がない、普段より眠る時間が長いなど、体調不良として現れる場合もあります。 ただし、これらの症状はカビ菌だけに特有のものではありません。 メガバクテリア(AGY症)やほかの消化器の病気、体調不良でも似た症状が見られることがあります。 元気そうに見えていても、健康診断やそのう検査、フンの検査で見つかることがあります。 特に、お迎え直後や体重が増えにくい時、フンの状態が続けて変わる時は、早めに鳥を診られる病院へ相談しましょう。 症状だけで原因を決めつけず、検査結果とあわせて判断してもらうことが大切です。

「悪玉カビ菌」は見た目だけでは判断できません

カビ菌や酵母菌の状態は、症状だけでは分かりません。 食欲、体重、フンの状態に変化がある時や、健康診断で指摘された時は、病院で確認してもらいましょう。

受診と治療について知ろう

「悪玉カビ菌」と指摘された場合や、健康診断で酵母菌・真菌の増加を指摘された場合は、鳥を診られる病院で状態を確認してもらうことが大切です。 菌の種類や増え方、治療が必要かどうかは、見た目だけでは判断できません。
ここでは、受診時に伝えたい情報や、治療中に見ておきたいポイントを紹介します。

診断について

受診時には、次のような情報を整理しておくと診察の助けになります。

  • いつ頃から症状や変化があるか
  • 食欲や体重に変化があるか
  • フンの状態が普段と違うか
  • 吐き戻しのような様子があるか
  • お迎え後の健康診断や過去の検査結果
  • 以前にメガバクテリア等を指摘されたことがあるか(消化器トラブルとの関連情報として有用)

可能であれば、体重の記録やフンの写真、食事量の変化などを持参すると説明しやすくなります。 そのう検査やフンの検査など、必要な検査は病院や状態によって異なるため、詳しくは受診先の指示に従いましょう。

治療と経過観察

治療の方法や期間は、検査結果やインコさんの状態によって異なります。 薬が処方された場合は、病院で指示された量・回数・期間を守って与えましょう。
元気そうに見える場合でも、自己判断で薬を減らしたり中止したりしないことが大切です。
治療中や経過観察中は、次のような変化を記録しておくと安心です。

  • 毎日の体重
  • 食欲や飲水量
  • フンの状態
  • 吐き戻しの有無
  • 元気さや活動量

食べているのに体重が増えない、吐く、フンの状態が変わる、元気がない、羽を膨らませてじっとしているなどの変化がある場合は注意が必要です。 再検査や通院のタイミングは病院の指示に従い、気になる変化があれば次の受診日を待たずに相談しましょう。

検査結果と毎日の記録をあわせて見よう

悪玉カビ菌の状態は、見た目だけでは判断できません。 体重や食欲、フンの状態を記録しながら、検査結果や病院の指示に沿って経過を見守りましょう。

闘病記・治療の記録

ここからは、セキセイインコのレティの悪玉カビ菌に関する闘病記・治療の記録です。 健康診断や検査で指摘されたこと、再検査までの経過をまとめています。
あくまで一例の記録であり、菌の種類や治療内容、経過はインコさんによって異なります。 同じような診断を受けた場合も、自己判断せず、鳥を診られる病院へ相談しましょう。

セキセイインコのレティ

レティは、検査で悪玉カビ菌が指摘された記録があります。 元気そうに見えていても、健康診断や検査によって分かることがあるため、お迎え後や体調が気になる時の検査の大切さを感じた出来事でした。
その後、通院や再検査を行いながら経過を確認しています。

闘病記は一例として参考に

同じように「悪玉カビ菌」と指摘されても、菌の状態や治療内容はインコさんによって異なります。 闘病記は参考として読み、検査結果や病院の指示に沿って対応しましょう。